健康トリビア

年寄りとは言わないでくれ!

皆さん、こんにちは。今や日本のみならず世界中で、まったく予期せぬコロナウイルスで、多くの方が感染し、命を落としているニュースが毎日、目に耳に入ってくる今日この頃ですが、いかがお過ごしですか? 無論今回の感染者でも特に高齢者の方々が亡くなられている実情ですが、そんな中でも” 年寄り”とは言わないでくれ!」と ばかりの元気な方々を3名 ご紹介させていただきます。

100歳で日本記録保持者を持つお 年寄り とは誰なんですか?

広島県三次(みよし)市に住む103歳の冨久正二さん。陸上競技の100歳以上 104歳以下の60メートル走での日本記録保持者です。

年寄り

はるか年下の私(訪問記者並びに女性カメラマン)に「暑いから倒れないでね」と

「暑いから倒れないようにして下さいね」と、カメラを持って撮影していた私に、80歳近く年上の富久さんは優しく声をかけてくれました。5月下旬、気温が31度を超える真夏日だったこの日、私は富久さんが週一回、競技場で行う練習を取材していました。

年寄り

私も学生時代に陸上競技を続け、体力には自信があったのですが、はるかに年下の私が富久さんにかけるべき言葉を、102歳の富久さんにかけられ、予想外の展開に驚きました。

この言葉通り、その後の取材で見えてきたのは、常に周囲の人たちを気遣う富久さんの優しい姿でした。富久さんの周りには、いつも人が集まり、笑顔の輪ができていました。

100歳で日本記録保持者に!

富久さんは、これまで陸上競技の短距離種目で数々の記録を残しています。その中でも輝かしいのが、100歳で樹立した日本記録です。

2017年、富久さんは中国マスターズ陸上競技選手権大会の100歳以上の60メートル走に出場し、16秒98の日本記録をマークしました。

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元気の秘訣

100歳を越えても走る事ができる富久さん、どうして彼はいつまでも元気でいられるのしょうか?

そのヒントは、毎日の生活にありました。富久さんの1日は、午前4時に起き、ストレッチで身体をほぐす事から始まります。午後9時に寝るまで分刻みのスケジュールで彼はやっています。

一人暮らしの富久さんは、料理や掃除、洗濯など家事のほとんどを自分でこなします。規則正しく、自立した生活を送っている事が、彼の元気な秘訣なのだと感じました。

目標はタイムより完走

富久さんの身体は、一年ほど前から右に傾くようになり、以前のような速さで走る事が難しくなってきました。このため彼はいま、タイムではなく、100メートルの完走を目標にしています

年寄り

いよいよ大会当日、目標達成なるか?

2019年7月2日 広島マスターズ陸上競技選手権大会が尾道市で開催されました。最高齢選手として参加した富久さんは、晴れ舞台で100メートル完走を目指します。

富久さん曰く、とにかく最後まで自分の力のあるだけを発揮してみたい。

会場中の注目を一身に集め、スタートの号砲とともに、富久さんは走り始めました。

必死に腕を振り、一歩ずつゴールに向かう富久さん。 会場の拍手と歓声も次第に大きくなり、富久さんを後押しします。 1分08秒5。 100メートルを全力で走りぬいた102歳の記録です。

レース後のインタビュー取材では、富久さんは穏やかな表情で話してくれました。

ゴールインの時に、ちょっとスピードが出せたという満足感がありました。

年齢には関係なし。そういう気持ちで、しっかりやるべきことは、しっかりやって来年を目標にして頑張ります。

富久さんは、今年はこの後大会に出場する予定はなく、来年(2020)の大会に向けてトレーニングを積むことということです。 2020年に向け挑戦を続ける102歳の酢プリンター。私もカメラウーマンとして富久さんの挑戦を取材し応援していきたいと思います

“ガン”をも乗り越え13もの世界記録もつ85歳現役スイマーのお 年寄り とは?

高知県にマスターズ水泳に出場し、”がん”を乗り越え次々と世界記録をうちたてた85歳の男性がいます。

日本マスターズ水泳とはほかの競泳競技と違い、レースに年齢区分があり、健康や友情などを育みながら水泳そのものを楽しもうという大会です。

“がん”を患っても、なお、世界に挑み続ける85歳の高齢スイマーを取り上げました。

バタフライで世界記録を13回樹立

高知県黒潮町に住む林崇さん、85歳。

身長1メートル49センチ、体重43kgと華奢で小柄な体格ですが、水の中にもぐると速いピッチでぐんぐんと加速。

バタフライで、これまでに世界記録を13回打ち立てた現役スイマーです。

400メートルをバタ足で泳いだ後、1時間休み無くパドルを使って手の力だけでさらに600m泳ぎ続けます。

水の抵抗の少ない、小さな体を武器にして、レース後半の追い込み型で記録をつみあげてきました。

がんと宣告され、競技人生の危機に

しかし、3年前の82歳の時、競技人生の危機に直面します。

胃がんと診断され、胃の3分の2を切除したのです。

“がん”すなわち”死”というイメージがあり、人生も当然終わるというところと、水泳も終わったと思ったとのことです。

ライバルの存在が再び林さんをプールへ

こちらも世界記録10回打ち立てた6歳年下の現役スイマーの存在が林さんを再びプールへと戻ってくる原動力になりました。

林さんはライバルに抜かれないタイムを目差し、練習に練習をかさね、又良い意味で

互いの切磋琢磨で、手術から2年半の2019年の4月に世界記録を更新。

さらに5月、7月にも、立て続けに世界記録を樹立しました。

85歳と79歳、二人の青春は続きます。

こちらは2回ものの”がん”を乗り越え、毎日2千メートル泳ぐ83歳のお 年寄り とは?

松本浩、山梨県南アルプス市 在住の83歳の方です。

松本さんもマスターズ世界記録50回を打ち立てた”おじさん強者”です

2019年2月8日、千葉県習志野市 千葉国際水泳センターで、日本マスターズ水泳協会主催で行われた25メーター短水路でのバタフライ種目で16.72秒で見事一位 金メダルを獲得されました。

この時は圧倒的な強さで、何と2位とは5メーター以上離し、また10歳以上若い挑戦者もいたとの筝です。

しかし、松本さんはまだまだ満足はなく、新たな目標に向かってほとんど毎日、2千メートル泳ぐ事を日課とし、励んでいるとの筝です。

振り返れば、佐賀県出身の松本さんは小学生時代、まだ学校にはプールはなく、近くの農業用の池で真夏の暑さにも負けないよう遊んだり、泳いだりしたとの筝だが、当時の池には蛭が下り、食いつかれ、家に帰る頃には血だらけになっていたとの筝です。

そして中学2年生の頃は、当時の学校では競泳選手にもなったこともあったが、卒業後 仕事の関係で山梨県に引越し、職場の近くにプールがあったので、子供達の水泳のコーチもしながら、練習をしていた。

そして69歳の時、日本マスターズ 25メーター、50メーターでバタフライで優勝したが、2002年、前立腺がんと宣告され手術をした。

ガン手術後、水泳で生きてる幸せを

無論、手術の時は もう水泳もできないと一時は腹をくくったが、なんとはなく、手術後 一週間後にはもうプールに戻った。
そして「泳ぐ事が再びでき、本当に生きている幸せ」を充分に味わったとの筝です。

そして、その後も数々の賞を取り、順調に水泳に励んでいた者の、一回目のガン手術から、ちょうど10年目にして 皮膚がんの一種であるボーエン病に、しかしまた手術後はリハビリもしながらプールの戻る。

松本さんはマスターズでは50回の世界記録を打ちたて、約千個ものメダルが壁のかけられています。

やはり、それまでの水泳仲間も「もう年だから」と去っていく者がいる中で、毎朝メダルを見るたびに「もっと取ろう」と意欲が湧いてくるとの筝です。

現在は2021年に福岡で行われる大会で、その時は85歳になるが、また新記録がでるよう練習にも熱がはいってるとのこと、ご活躍を期待せざるを得ません。

「まだ老人とは呼ばないでくれ!、私の泳ぎを見て、現在、またはこれからシニア仲間になる方々も頑張ってくれれば嬉しいです」

最後に、【筋肉博士の直伝】ロコモ予防の下半身筋トレ、どうぞご覧になってください。

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